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2022年1月4日火曜日

新年のご挨拶

 


 

 

 

 

 

   滋賀県老人クラブ連合会会長 松 田 輝 男

 

 会員の皆様には、令和四年の新春をご家族お揃いで、健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。

 コロナ禍による厳しい状況の中、健康づくりや仲間づくり活動、また、安心安全な地域づくりなどの実施には、大変なご苦労をされたこととお察しいたします。

 昨年夏のデルタ株による第五波では、国内の感染者は過去最高を記録し、医療現場は著しく逼迫しました。国民の生命を守るため昼夜を問わず日々取り組んでいただいた医療関係の皆様には心から感謝申し上げます。

 日常生活では、不要不急の外出自粛や三蜜の回避など厳しい制約により、体力の低下や認知症の発症なども懸念されております。

  わが国は、世界有数の長寿国ではありますが、健康で心豊かな生活の実現には健康寿命を延ばす取組が求められます。

 これまで、健康は「個人の努力」と考えられてきましたが、多くの仲間と一緒に笑い、語り、交流することは、健康づくりに大きな効果が期待でき、これも老人クラブのメリットであります。あるアンケートによると、多くの会員が老人クラブに加入して良かったことは、「新しい友達ができた」「お互いに助け合うことができた」「地域に貢献できた」「健康に自信が持てた」と答えています。

 近年、人間関係の希薄化による「孤独死」や「認知症」が社会問題になっていますが、高齢者であれば誰でも参加できる老人クラブ活動は、これらのリスク軽減にも役立っていると言われています。

 今後、ますます高齢化が進む中、老人クラブには、誰もが安心して暮らせる住みよい地域づくりや援助を必要とする高齢者を支援する担い手としての役割も求められています。

 本年も、解散や退会クラブの発生防止、活動基盤の強化と活性化に努め、全老連が掲げるメインテーマ「のばそう!健康寿命、担おう!地域づくりを」の活動に、より一層取り組んでいただきますようお願い申し上げます。

 最後になりましたが、会員の皆様のますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

 

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