滋賀県老人クラブ連合会会長 松 田 輝 男
会員の皆様には、令和5年の新春をご家族お揃いで、健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。
昨年は、全老連創立60周年記念式典が、11月8日に東京の国技館において、天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、内閣総理大臣、衆参両議院議長から祝辞をいただき、全国から約900名の会員が参加し、盛大に開催されました。この式典において、厚生労働大臣、全老連会長から育成功労者、優良老人クラブ、優良老人クラブ連合会、永年勤続の各表彰を受彰されました皆さんの、老人クラブへの尽力や地域に尽くされた功績に対し感謝し、お祝いを申し上げます。今後とも、老人クラブの育成、発展になお一層のご尽力をお願いいたします。
さて、新型コロナウイルスの感染が確認されて3年になりますが、高齢化の進行に加え、人間関係の希薄化や長い自粛生活による体力の低下、認知症高齢者の増加や頻繁に発生する自然災害などにより、生活環境はますます厳しくなっております。
老人クラブは、「出会い」と「ふれあい」の場でもあり、多くの人とつながりを持つことで、「会話」や「笑い」が生まれます。笑いが認知症や心臓病などあらゆる病気の予防に効果があることは、いろいろな調査や研究によっても実証されており、「笑いは百薬の長」と言われる所以でもあります。
コロナの終息には未だ厳しい状況にありますが、老人クラブには他世代や関係団体と共に、誰もが安心して暮らせる地域づくりの役割なども求められております。
会員におかれましては、引き続き感染予防に留意し、本年も解散や退会クラブの発生防止、活動基盤の強化と活性化に努め、全老連が提唱する「健康・友愛・奉仕」の三大運動に、なお一層取り組んでいただきますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、会員の皆様のますますのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
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