滋賀県老人クラブ連合会会長 松 田 輝 男
会員の皆様には、令和6年の新春を、すこやかにお迎えのこととお慶び申し上げます。また、平素は老人クラブ活動にご理解、ご協力をいただき厚くお礼申し上げます。
ところで、わが国において新型コロナウイルスの感染が確認されて4年になりますが、昨年3月のマスク着用自主判断に始まり、感染予防の規制が解除され、また5月には、感染症の分類が二類から五類へと変更になり、社会経済活動も徐々に回復に向かい、11月の紅葉のシーズンは、各地の行楽地は7、8割が海外からの観光客で賑わい、まるでコロナが終息したかと思えるような混雑ぶりでした。しかし、4年ぶりのインフルエンザとの同時流行も懸念されており、会員各位におかれましては、引き続き感染予防に留意し活動されますようお願いいたします。
定年延長、生涯現役など働き方の見直しによる若手高齢者の未加入等もあって、会員の年齢も80歳前後と高齢化していますが、人生100年時代と言われる今、老人クラブには、これまで培ってきた経験と知識、行政の理解と支援のもと、健康・友愛・奉仕のクラブ活動を通じて、仲間はもとより、諸団体とも協力して、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも生きがいのある生活ができる「共生社会」の実現を担うことが求められています。
会員におかれましては、本年も解散や退会クラブの発生防止、活動基盤の強化と活性化に取り組んでいただきますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、会員のみなさまのますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。
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